080908晴れ

ううう、誰も一緒に飲んでくんないぜうつのみや…と拗ねてもはじまらない。
明けない夜はないと皆言ってるし。
しかし、ここはどこなんだ、うつのみや。どうしたいんだ、うつのみや。誰と何をどう話しているのかさっぱりわからなくなる場所だ、うつのみや。俺はいったいどうしたいんだ、うつのみやで。一人で酔っぱらって、この高速計算機の前で愚痴るのは、いささかも解決にならないので、観光地化されてしまって、原宿だか清水寺にいたる坂道の土産屋通りかなんだかわからない感じになっていた小樽の街角、古くくすんだ佇まいの市立美術館&文芸会館が、ひっそりとこちらに迫る。いやそれよりなにより、知床からの帰り道、大雨の佐呂間でカボチャワインとサッポロクラシックと辿り着いた終焉の場所湖畔の住居のバルコニーにて、伯父と伯母と妹と大酒くらっても、くらっても酔えず、満天の星空。
あ、星が動いた、って衛星かぁ…そう言えば、冬の北海道はこんなもんじゃなかったな、と20年も前の記憶がよみがえり。

飲まずにどうすればいいのだろ…